かみ合わせと不定愁訴についてyahoo知恵袋の知恵ノートに投稿しました。



噛み合わせと不定愁訴との関係について疑問をもたれたようですが、多くの人が同じような疑問を持たれていると思います。

これは一般の人だけでなく歯科医師やその他の医療関係者のあいだでも疑問に思っている人は少なくありません。

私は噛み合わせと不定愁訴とのあいだには強い因果関係があると信じて長年そのような不定愁訴で苦しんでいる患者さんを大勢治療してきました。またネットでそのようなホームページも運用しています。

世界中の文献を読まれて噛み合わせと不定愁訴の間には因果関係がないという印象を持たれたようですが、比較的少数ですが因果関係があるという文献も存在します。

因果関係がないという考え方が学会の大勢をしめていることは事実です。それは因果関係があるということを科学的に厳密に証明することができないためです。

嚙み合わせと不定愁訴との因果関係を科学的に証明することができない原因のひとつは、嚙み合わせとは何かという定義がはっきりしないからです。

「噛み合わせ」と一口でいってもいろいろな要素や局面があります。上下の歯が接触してものを咀嚼する局面に注目するかそれ以前の下顎の位置に注目すれかで見方が大きく変わってきます。

または下顎運動にしても顎関節に注目するか咀嚼筋に注目するかでも異なってきます。また歯があるかないか、異常な噛み方なのかということもそれが不定愁訴の原因となるかどうかということで意見が分かれるでしょう。

例として挙げていただいた「歯がほとんど無かったり、左右均等に噛んでいない人々がなんの不調も訴えずに元気で過ごしているということが不思議」とありますが、あきらかに「異常な嚙み合わせ」なのに何故?と感じられたということは当然だと思います。

しかし別の観点からすればこれが不定愁訴につながる「異常な嚙み合わせ」なのかどうかということも疑ってみる必要があります。

なんだか屁理屈のように思われてきたかもしれませんが、わたくしが長年(50年)所属してきた国際学会では「下顎位が上下の歯の嚙み合わせによって変位させられる時にその周辺の筋肉が安静を保てなくなり緊張することによってさまざまな不定愁訴が起こる」という考え方を基本に診断と治療を行っています。

下顎位とは下あごと頭(頭蓋)との位置関係のことですが、この位置関係がくずれた場合これを「顎頭蓋機能障害」といい、筋骨格系機能障害を引き起こし、全身の筋肉の機能障害につながるという考え方です。要するに筋肉が緊張して様々な不快症状が起こるという考え方です。

このようなドグマをすぐに理解して納得していただけるとは思いませんが、問題はこのような理論で治療をしたときにどのような臨床結果が得られているかということだと思います。

少なからず多くの臨床家が良い結果を得ております。ネットの内容の真偽を評価する場合には外科手術の場合と同様に成功した症例数の多寡が重要になります。それによって単なる屁理屈かどうかも判断していただくことができると思います。                                                         
              

噛み合わせと不定愁訴との関係について疑問をもたれたようですが、多くの人が同じような疑問を持たれていると思います。

これは一般の人だけでなく歯科医師のあいだでも疑問に思っている人は少なくありません。

私は噛み合わせと不定愁訴とのあいだには強い因果関係があると信じて長年そのような不定愁訴で苦しんでいる患者さんを大勢治療してきました。またネットでそのようなホームページも運用しています。

世界中の文献を読まれて噛み合わせと不定愁訴の間には因果関係がないという印象を持たれたようですが、比較的少数ですが因果関係があるという文献も存在します。

因果関係がないという考え方が学会の大勢をしめていることは事実です。それは因果関係があるということを科学的に厳密に証明することができないためです。

嚙み合わせと不定愁訴との因果関係を科学的に証明することができない原因のひとつは、嚙み合わせとは何かという定義がはっきりしないからです。

「噛み合わせ」と一口でいってもいろいろな要素や局面があります。上下の歯が接触してものを咀嚼する局面に注目するかそれ以前の下顎の位置に注目すれかで見方が大きく変わってきます。

または下顎運動にしても顎関節に注目するか咀嚼筋に注目するかでも異なってきます。また歯があるかないか、異常な噛み方なのかということもそれが不定愁訴の原因となるかどうかということで意見が分かれるでしょう。

例として挙げていただいた「歯がほとんど無かったり、左右均等に噛んでいない人々がなんの不調も訴えずに元気で過ごしているということが不思議」とありますが、あきらかに「異常な嚙み合わせ」なのに何故?と感じられたということは当然だと思います。

しかし別の観点からすればこれが不定愁訴につながる「異常な嚙み合わせ」なのかどうかということも疑ってみる必要があります。

なんだか屁理屈のように思われてきたかもしれませんが、わたくしが長年(50年)所属してきた国際学会では「下顎位が上下の歯の嚙み合わせによって変位させられる時にその周辺の筋肉が安静を保てなくなり緊張することによってさまざまな不定愁訴が起こる」という考え方を基本に診断と治療を行っています。

下顎位とは下あごと頭(頭蓋)との位置関係のことですが、この位置関係がくずれた場合これを「顎頭蓋機能障害」といい、筋骨格系機能障害を引き起こし、全身の筋肉の機能障害につながるという考え方です。要するに筋肉が緊張して様々な不快症状が起こるという考え方です。

このようなドグマをすぐに理解して納得していただけるとは思いませんが、問題はこのような理論で治療をしたときにどのような臨床結果が得られているかということだと思います。

少なからず多くの臨床家が良い結果を得ております。ネットの内容の真偽を評価する場合には外科手術の場合と同様に成功した症例数の多寡が重要になります。それによって単なる屁理屈かどうかも判断していただくことができると思います。