yahoo知恵袋で睡眠時無呼吸症で使用するマウスピースについての質問に回答してBAをいただきました。

私、睡眠時無呼吸症で呼吸器科に通院してマウスピースを作りました。ただ寝ている

da19700121さん

2017/8/3117:00:09

私、睡眠時無呼吸症で呼吸器科に通院してマウスピースを作りました。ただ寝ているときに不快なようでいつも寝ているときに外してしまいます。寝ていて意識が無いので何時ごろ外したのかわかりま

せん。マウスピースを外さないようにするにはどうしたらよいかアドバイス下さい。

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yc_toshiabeiさん

2017/9/620:14:07

かみ合わせと顎関節症、睡眠時無呼吸症候群などに興味をもって治療をしている歯科医師です。

睡眠時無呼吸症の治療は原因が中枢性ではなく閉塞性の無呼吸症の場合では、CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)とマウスピースをつかった治療法が一般に行われています。

いずれの場合でも気道を広げて呼吸しやすくすることを目的とした治療法ですが、残念ながらどちらも対症療法にすぎず効果は一時的です。

ご質問者の場合マウスピースを使って治療されていて、睡眠中に無意識に装置を外してしまうということで悩んでおられるようですが、原因はマウスピースの作り方に問題があるためではないかと考えます。

マウスピースは下のあごを前方に出した状態で作りますが、このとき顎を前に出しすぎた状態でつくると装着時の不快感が強くなり長時間装着することが出来なくなります。

場合によっては顎関節症を併発する可能性もあります。

このようなことを防ぐためにはできるだけ自然なあごの位置で装置をつくり違和感の少ないマウスピースを作らなければなりません。

そのためには無理のない顎の位置で装置を作ることが大切ですが、無理に顎を前に出さくても奥歯の方が高くなるようにするだけで気道は開きやすくなり目的を達成することが出来ます。

もちろんこのようにして作ったとしても違和感が全くなくなるというわけではありません。しかし身体にとって無理の少ないものであれば、短時間で慣れて使いこなすことが出来るようになるでしょう。

マウスピースの役割は下顎の位置をやや前方に誘導して奥歯を高くし、下顎の奥の方が下に下がるようにして喉の奥の気道を開こうとするものです。

したがってマウスピースを使っている時は呼吸が楽になりますが、外せばもとに戻ります。効果は一時的なのです。

つまりマウスピースは一時的ではなく一生使い続けなければならないことになります。

マウスピースに頼らないで再発を防ぐようにするためには奥歯の噛み合わせを変えて下顎の位置を奥が下に下がるように変える治療が必要です。

これはかなり大掛かりな治療になります。

参考までに最近終了した症例を提示させていただきます。
http://www.kami-awase.net/case11